2022/02/10-13 北海道3泊4日 一人旅 後半

2/12  5:20  札幌駅

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着いた。バチバチに眠い。

バスから降りるとまず積もっている雪の高さにビビる。

 

長い時間を共にした謎の団結感は着いた途端に消え、我先に降りる人や目的を持ってそそくさと向かう人、みんなが長い時間を超えて、あるべき場所に帰っていった。

 

 

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ぽつんと駅前に取り残される。例によって始発まで時間があったため漫喫に行き、速攻で寝た。

 

 

 

8:30 起床

3時間パックを終え、外に出る。

札幌の朝が始まっていた。

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雪国としての機能を果たしていることに少し感動したのを覚えている。

 

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駅に向かい、街並みを楽しみながら街を散策する。一通り見たあと、電車に乗り小樽に向かった。

 

 

 

10:00 小樽駅

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小樽には大学の頃友達と行ったことがある。

その時が初北海道だった。

(あの頃は、、、、)と回想に浸る。

 

 

一年前の北海道一人旅編もあるのでチェック

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

2020 10/05-10 北海道一人旅① - 気ままな旅行記

2020 10/05-10 北海道一人旅② - 気ままな旅行記

2020 10/05-10 北海道一人旅③ - 気ままな旅行記

 

 

ダチと歩いた道を今度は一人で歩く。

いつかのダチは何をしているのだろう。まぁ別になんでもいいんだけど。

 

今のままではいられないと、先の未来を想い、数あるであろう選択肢を考える。結局めんどくさくなる。

「よくこの仕事に就いて〇〇年」だとか「ここに○○年も住んでいる」だとか簡単そうに思えて難しいことが溢れてるが、そういう世界線がどうも信じられない。

 

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小樽の有名?な線路は雪で溢れて通れなくなっていた。

 

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雪と青空。雪にあまり接点のない暮らしだったので初めて見る景色だった。日常の何気ない景色にここまで感動を覚えたのも。

 

適当に街を歩き、昼飯を食べる。

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特段することがない。雪で歩きにくいしぶらぶらするのもめんどくさいので早めに宿に行き、酒を飲むことにした。

 

 

13:00  札幌駅

宿に向かって歩いていると「昼飲み1000円!」の看板を見つけ、階段を降りる。

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「生きるの楽しすぎわろたwww」

客は自分一人のみ。つまみながら優勝。

しかし数分後に来た常連っぽい客と店員がペチャクチャ話しはじめたので会計をして出た。

 

汚い静かなところで一人ぼけーっと飲みたいもんだ。

 

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街を散策。しかし酒のせいで眠くなってしまい、早く宿に帰りたくなる。あと一番の要因は雪道。イマイチ歩くことが出来ない。

 

 

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「あぁーーー!!」

ベッドにダイブ。布団に正気が吸い取られていく。仕事から直帰するのが嫌で毎日なんらか遊び、休日も遊びに行っているのでちゃんと布団に入ったのが久々ような気がした。

 

買い込んだ缶ビールを一本空けて寝た。

 

 

19:00

「やべぇ、俺ゴリ寝てたんだけどwww」

若干の後悔はあるものの飯を探しに外に。

 

(ラーメンでも食べるか、、、)

体力も回復し遊ぼうとした時、ある重要なことに気付く。

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ーーーーーまんぼう。忘れていた。

あぁ無情。ガラガラとシャッターを閉める音があちこちから聞こえる。

20時を過ぎたとき街は街としての機能を失っていた。

 

行き場を失った人達が空いてる店をキョロキョロと探す。同じく歩いていると商店街の端にラーメン屋を見つけた。

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このまま帰るのもしけているのでテレビ塔まで歩くことに。

 

 

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雪とイルミネーション。ここに来て初めて冬の北海道という気がした。

コンビニでワンカップを買い、そんな景色を眺めながら場違いに飲み始める。

 

雪で囲まれた広場の真ん中にワンカップを持った男が一人。なかなかの不審者だったのかもしれない。

 

 

 

宿に戻り、風呂に入る。そのあとは一人しみじみ飲み始める。

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いつかこの経験や気分が、未来の自分を支えると信じている。

 

 

2/13  9:00 起床

爆睡をかます。ホテルの布団に限らず普段の寝床と違う場所で寝ると、睡眠の質が全く異なる。

 

風呂に入りのんびりと支度。言うて今日も特別行く場所がない。

徒歩と電車で行ける場所は限られているし、やはり地方は車が必須だと思った瞬間でもあった。

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普通に歩けば20~30分のところが雪道と信号機の噛み合わせのせいで45分はかかったような気がする。

札幌付近は碁盤目のように区画されているためその度に信号に捕まる。

 

 

11:00 北海道神宮

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雪と神社。ここは大きい公園の一部が神社というイメージ。

東京でいう代々木公園にある明治神宮みたいな。

 

お参りだけしてベンチに腰かける。

(やべぇ、ガチでなんもすることねぇ........)

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しかも飛行機は20時過ぎ。まだ時間がある。

「他人にとっては観光地だが、住民にとっては何もない場所」

そんな言葉が頭に浮かんだ。

 

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とりあえず飯を食べ、そのあとは飲みに行った。

 

 

 

16:00 新千歳空港

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飛行機の時間は20時頃から。4時間ほど空港で時間を潰さないといけない。

究極に暇である。今思えば空きのある早い時間にズラすことが出来た?のかもしれない。待つことにした。

 

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ブログを書き綴り、youtubeを見たり寝たりして時間を過ごした。

 

 

21:30 仙台空港

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やっと着いた。ストレスなく歩くことがこんなにいいもんだと初めて思った。