15日 20:00
仕事を終わらせ、盛岡に車を飛ばす。
今回は盛岡秋田旅。
ルートとしてはこんな感じ。
21時過ぎに盛岡に着いてチェックイン。
ぶっちゃけ盛岡の飲み屋街は嫌い。タチの悪そうな酔っ払いが道を歩いている。あとコンビニ前に横跳びしそうな若者が数名いるとか。
一件飲んで宿に戻った。
16日 8:00 起床
今日は河原毛地獄を経由して、秋田市に行く。
河原毛地獄は日本の三大霊地の一つとされ、あと2つは青森の恐山と富山の立山らしい。地図を見ると河原毛地獄は秋田の南側に位置し、辺りは緑色に囲まれている。
ぶっちゃけ東北はほとんど回っていて、残り行きたいと思っていたのはここと青森の千人風呂だけ。楽しみだった。
結論から言うとすごかった。
白く削り荒らされた山に硫黄の黄色いがかかっている。
さらに下るとまたもや珍しい景色が待っている。露天風呂があるらしい。
この露天風呂というのはここら一帯で湧く硫黄の源泉が流れている所に、天然の沢か川が合流して一つなって温泉になるというもの。そして落差20mの滝として落ちたところが深くなっておりそこに浸かることが出来る。
ーーーめちゃくちゃすごない???
入るかは分からないにしてもその雰囲気だけは見てみたい。
いやいやいや車であそこまで行けるやん…
完璧に萎えた。やってられん。しょーもない。
ゴツゴツとした道を引き返して車に乗り込み秋田市に向かった。
千秋花火は去年見たことがある。同期と一緒に見た。
てっきり来年はもう転勤でいないだろうと思っていたのに今年もここにいた。早く関東に帰りたい。
夕暮れが近づき、少し空気がひんやりとして秋を感じさせる。千秋花火は花火の規模感と人の多さがちょうどいい、1:1で釣り合っているという感じ。
東京で見る花火なんかは人が多すぎて交通網が麻痺しているが、そこまで行くともはやキャパがオーバーしているように思う。
缶ビールとつまみを買う。
近隣のコンビニなんかはレジに行列ができていて会計に20〜30分かかる。
それに痺れを切らしたおじさんとかが店員に突っかかっているのを見る。
ひんやりとした気温と澄み渡った空気に上がる花火。
一年前もここにいて、さらに9月の月末には大曲の花火もあってそっちにも行った。そこからもう一年も経ったのかと思う。あの頃の記憶ははっきりとしているのに、どこか遠い記憶になっているのが少し寂しいように思う。
17日 9:00 起床
今日は男鹿半島に行って帰る予定。
秋田から車を走らせること1時間ちょい、男鹿半島に着く。
道の駅で昼食を取る。
ババヘラアイスというものも買った。
おばあさんがアイスをヘラで装って提供することが由来になっているらしい。
人があまり来ないからとアイスを多めに貰い、世間話を交えて車に戻った。
男鹿水族館は地方ならではの水族館という感じだった。秋田とか日本海で見れる魚の展示が主だった。
ここの水族館はホッキョクグマがプッシュされている。確かに2匹いて、それぞれ違う展示場にいるのは珍しい気がした。
最後に釣り。
釣り糸を垂らしたところはLをひっくり返したような内側にいて、てっきり釣れないと思っていたが鯵や鯖が5〜6匹は釣れた。回遊魚である。
男鹿半島でも青森でも、地方の海は路駐で車を適当停めて釣り場に行けるから気軽でいい。
夕暮れに押されるように竿をしまい、帰路に渡った。