2022/11/06 秋と冬の狭間で

紅葉を見て、温泉に入る。

 

これをしたらもう秋田と青森の境に住む意味はなくなってしまうのかも。

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車の納車を終えて、なんとなくバイクで走るのもこれで最後であろうと思った。

山の方を走るので凍結が懸念されたが、何故かいつもの勢いで6:30ぐらいには出発していた。

 

(うわぁ、出るの早すぎたなぁ)

若干の後悔を持ちつつ、冷たい風を切りながら山の方を走る。

日が差し込んでいないのか、地面が凍結しているのか日陰部分は特に怖かった。

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寒そう。天気はいいのだが自然と手は冷えていく。

晴れという太陽に任せないでボアを着ておいて良かった。

 

ここ数日研修で出張チックなものに行っていたもんだから、肝心の紅葉に行く機会を逃した。

奥入瀬渓流という紅葉が綺麗に咲く場所は、やはりもう散り始めていて枯れ葉が道路を通せんぼしていた。

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だがしかし、スポット的にまだ残ってる所を見つけて秋を切り取ることが出来た。

 

やはり1人は落ち着く。

泊まり込みの研修が一週間ほどあり集団生活だったため、否応なしに他人と関わらないといけなくて疲れた。

自分のペースっていうのが一番楽なのは当たり前なんだが、飯だったり自由参加の懇親会で他人に合わせないといけない状況下がとても苦手だった。特に終わるタイミングが同じなので集団で飯を食べるタイミングが同じなのがダルい。大学の頃を思い出したよ。

 

 

ぼけーっと渓流を抜け酸ヶ湯温泉を目指して山を走っていると、ある看板が目に入る。

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(三大秘湯……?)

好奇心に導かれるようにバイクをUターンさせ、怪しげな脇道に入る。酸ヶ湯温泉は瞬時に諦めた。

 

両脇に積雪があるのを確認するも、太陽が雪を溶かしてたので凍結の心配はなさそうだった。

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秘湯というと昔新潟一人旅で行ったような黄金の湯をイメージしたのだが(だだっ広いところに湯がドーンと勝手に存在するような)、ここは普通に建物がありきちんと整備された湯がなかに存在した。電波は通らなかったけど。

 

下の湯と上の湯の2つが存在し下の湯は39度くらい、上の湯は42度。この2つの湯を行き来して湯治をするというものだった。

湯の雰囲気と玄人達が静かに入っているという情景反してシャンプーとリンスは完備されていた。

 

俺はガードが硬いので本来は1時間ほどゆっくりして入ればいいのだが、人がいるとリラックス出来ないので30〜40分ほどポンと入りそそくさと出てしまった。

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今までの嗜好を変え、帰りは湖のほとりのカフェに入る。

コーヒーとアップルパイを頼んだ。

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のんびりとティータイムをして、ガラス越しの外には愛車がある。いささか気分が悪い。

アップルパイと聞くとほんのり甘くおしゃれなイメージがするものだが、実際はボロボロ溢れて食べ方に苦労した。

 

「あそこの〇〇美味いんだよなぁ」

周りの人が言うようにグルメになれるのはまだ少しであろう。