2020 11/28-29 群馬野郎二人旅

9月末、肌寒くなりつつある季節ふと思う。

「あー、温泉行きてぇなぁ、、、、、行くかぁー」(3秒の思考)

ノリと勢いで生きてる男。思ったが吉日。

 

「コイツや!」と速攻LINEを送った数時間後、友達から「ありよりのあり!」との返信。こうして1泊2日群馬野郎二人旅が始まった。

 

今回は温泉宿がメインとなる。

2食付き(夕食・朝食)で通常13000円がGoTo6500円。めちゃくちゃ安い。

そして相方は小中の同級生。もう十年以上の付き合いになる。

 

今回のルートはこれ。

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神奈川からレンタカーでメインとなる赤城山に向かい、一日目はその周りを散策。

二日目は伊香保を通り高崎、埼玉へと帰るルート。

 

 

 

1日目

バイトを終えて前日から相方の家に泊まっていた。いつものように酒盛り。寝る。

 

当日の寝起きファーストコンタクト「なんか今日めんどくせぇな」感は一致してたと思う。予定に対して直前までのめんどくささってなんなんだろうな。支度を済ませ家を出る。

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レンタカーを借り群馬に向け車を走らせる。普段話の内容は女・酒・バンド・昔話がそれぞれ25%ずつなのでいつも通り車内ではゴミのような会話ときれいな音楽。高速を飛ばした。 

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東京、埼玉を抜け昼頃群馬に到着。群馬名物のひもかわうどんを食べた。 

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味が分からない人間なので感想を強引に絞りだすと「ひもかわ!」って感じ。麺が長く横に太いので弾力と食べ応えがあって美味しかった。

 

毎回麺類を食べてて思うんだけど一口で終わらない麺の長さに対して、「長過ぎワロティンw」とちぎるという名のインターバルを重ねて食べてくのなかなか面倒なんだよな。1口に入れなかった残り2~3割の長さの麺が、そんな姿になってまでスープやら汁やらにユラユラ浮かんでるのを見るとやるせなくなってくる。

 

 

お腹を満たしたあとは赤城山へ。通りからちょいと外れ、あとはひたすら上り坂。カーナビを見るにすげぇグネグネしてて「マジか・・・」と思ってたら想像以上の山道。なんとか山頂まで辿り着く。

 

まずは小沼に到着。ちなみにここからちょいと行ったところに大沼がある。

 

車を止め外に出て一言「寒っっっっ!!!」

ここは標高1450mらしく、道中通ってきた電光掲示板には-2℃と書いてあった。 

 

小沼はすごいきれいだった。

ちょうどこの時は雲が晴れていて、青空と木の色と湖に反射する色とが相まって山頂ならではの風景だった。

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しばらく眺めてから車に戻るが、正直-2℃をなめていた。手がかじかみ過ぎてしんどい。久々のかなりガチ。雪も降ってたし。

 

この時ちょっと前に高速道路で何度も見かけたラブホにテンションが上がり「ありそうなラブホの名前選手権~~~!!」とかほざいてた自分に少し嫌悪感を抱いた。

 

 

次に大沼に到着。ここには湖のそばに赤城神社がありダブルで楽しめるスポットになっている。車を降りて散策。さっきと一変して空は雲で覆われ灰色の湖と赤い橋。

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それよりひたすらに寒い。「宿宿宿!」と心のなかでひたすら唱えていた。

 

散策を終え車に乗り込み、宿に向かおうとエンジンをかけたとき重要なことに気付く。

「酒がねぇ………」

 

とりあ山登んべ精神で来たため酒を買い忘れていた。近くのコンビニを探すも山の麓まで降りなくてはならない。所要30分。仕方なく下る。 

 

 

酒を買い足し、山を再び登り宿にチェックイン。昔ながらの旅館だった。

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チェックインの手続きをしていると「どこから来たのー?」と旅館のおばあちゃん。

「神奈川県です。俺ら地元湘南なんですよー」と答え「おばあちゃんは?」相方が聞く。

 

普段からふざけてる奴なので、内心(コイツまたふざけてるな・・・)と思って顔を見るも至って真面目。なんか俺がふざけてるみたいで恥ずかしくなった。逆トラップを仕掛けられた。

 

 

部屋はかなり広かった。修学旅行でいう4人部屋を2人で使う感じ。

早速1本ビールを空け、まずは温泉に向かう。

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温泉は「すごかった」の一言。まさに冬の露天風呂のイメージそのものだった。

湯船は2つあり両方が露天。6人は入れそうな大きさで、少し熱いものとぬるいものがあった。

 

白い湯けむりが真っ黒な夜空に静かに溶けていく。熱い湯と冷たい冬の空気。自分の吐く息。近くの川のせせらぎの音。

理想を実現してしまった自分に恐ろしさを感じつつ、なんだかんだ1時間弱入っていた。

 

 

そして理想は続くことになる。

 

温泉の次は夕飯。

夕飯は一組ずつ別室が用意されてて、そこに料理が運ばれてくるスタイル。

部屋に入った瞬間、豪華さと量に驚いた。

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それっぽい料理は馴染みがなく、食べ方がよく分からない場面もあったが美味しい。

そしてうどん,鮎の塩焼き,茶碗蒸し,ご飯などが黙々と運ばれてくる。絶望。腹十二分目。

 

前に元カノとちょっと豪華な宿に泊まった際、ピアノの生演奏のそばで横文字のコース料理が次々と運ばれてきて終わりが見えなかったことを思い出していた。

そんなことを思い出しながら食べる最後のデザートは、ほんのちょっとしょっぱくもなく至って普通のメロンだった。今も感謝はしてるけど時というのは良くも悪くも残酷だ。完食。

 

 

部屋に戻り酒&酒。普段お互いに一人旅が多いからこうして宿で誰かと喋りながら飲むってのは久々だったと思う。

 

昔から俺たちは周りが向いている方とはなんとなく逆を向いていて、そのなかで俺らだけのものを見つけゲラゲラ笑っていたがそれは今も変わらないようだ。

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他人に対してガードとプライドは固く、隙も寝顔も見せないのだが10年以上の付き合いともなると俺もパンイチで高笑いするほど気を許してしまう。

 

バッチバチの酔いで「ミコルオ・マ・ゼガルガァァァアアア」「うるせー!行こう!うぉぉぉぉお!!!」「水遁!水龍弾の術!!」とか2時近くまで騒いでた。就寝。

 

 

2日目

朝風呂。山の朝はひんやりとしていて空は徐々に明るくなっていく。

 

「風呂入る時間があったら普通寝るだろーが!」

数分前まで相方に駄々をこねていたがいざ入ると最高だった。調子のいい切り替えが生きるコツだと我ながら思う。

 

そして朝飯。普段朝飯は食べないがしっかりと完食。

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おばあちゃんに別れを告げ、最初に伊香保のグリーン牧場へ。

入園すると羊羊羊!テンションが上がった。もふもふの毛とビジュアルが可愛すぎる、、、

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ヤギもウマもウサギも一通り見終えると、園内の端にゲームコーナー。

 

めずらしく射的がありお金を払う。コルクを詰め、そこそこ重いレバーをガシャン!と引く。わりと本格的。装填完了。

 

ポーン!と放ったコルクは商品を吊るすティッシュの横をかすめ続ける。無理かと思ったラスト1発。相方が当て景品をゲット。

もはや羊馬山羊兎の記憶は消えていた。

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次にお昼。爆弾ハンバーグとやらを食べた。

これ目の前で店員が切ってくれたんだけど、向こうは見られている緊張とこっちはどこに目を合わせればいいのかという気まずさを感じたのは自分だけなのか。

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前に結婚式でバイトしていた頃の話、スパークリングワインを客の目の前で注ぐのが地味に嫌で(いや、見んなや・・・!)と思っていた。向こうは注がれるが面白いのか分からんがずっと見ていた。まぁ一応格好として手は後ろに当て注ぐときのラベルは上向きで、、っていうような作法はあったんだけども。

 

あとは居酒屋でポテサラを目の前で作ってくれたりソースやらをかけてくれたりだとか、見るのか見ないのか心理戦をふっかけてくるスタンスは多々ある。

味の感想はzipファイル。味の凝縮。

 

 

最後に帰りの道中にある埼玉の嵐山渓谷に寄る。ここでは紅葉の写真をきれいに撮ることが出来た。

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風景が良いのか自分の腕が上がったのか、今までで一番満足した。今年は紅葉を見る機会が多かった気がする。

 

 

帰りは埼玉から神奈川まで一般道で無事帰還。最後家でピザを頼みビールで乾杯しましたとさ。おしまい。

2020 10/05-10 北海道一人旅③

前回

2020 10/05-10 北海道一人旅② - 気ままな旅行記

 

5日目

起床。とうとう明日でこの旅も終わりか…と少ししんみり。

 

しかし毎日約150km先に移動しての最低限の宿,最小限の食事(ケチなので)を繰り返していたため、若干帰りたくなる気持ちも芽生えていた。ストレスはあんまなかったけど「家の布団でがっつり寝てぇ」って思ってた。やっぱり実家は偉大だ。

 

ロッキーも今日返す予定。さすがにこれだけ長く借りると愛着が沸いていた。

ロッキーには車線をはみ出したら自動でハンドルが固まり元の車線に戻ろうとする機能が備わっており、ぶっちゃけ障害物や工事現場を避ける際にも戻ろうとして殺しにきてた場面が多々あった。最初はそのたびに「おい!ざけんなオンボロ!」と暴言を吐いてたものだったが終わりが近づくとそんな機能も不思議と愛しかった。

 

今日の予定は知床から網走へ。そして女満別空港付近のレンタカー店に行くプラン。

クルーズ船に乗る予定時間が14:00からとなっていたため、道の駅と海沿いを散策して時間を潰す。

 

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知床の観光目玉としてクルーズ船に乗り知床の先端まで行くことが出来るのだが、前述にも記した通りこの散策中に連絡が来て高波と強風のため中止になってしまった。

 

「しょうがない」と切り替え網走に向かう。散策中にクルーズ船運航中止のプランは考えていたためスムーズに移動できた。

さらにこの時点で神奈川に台風が近づき帰れるか疑問だったため、もしもの1泊予定の宿や観光名所,便の振り替えなどもピックアップしていた。そして半分路頭に迷うことも期待してた。

 

海沿いをひたすら走り、原生花園駅付近に休憩所があったため寄る。

湿地帯を見てそのあとはオホーツク海の海岸線で黄昏ていた。

 

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オホーツク海は荒れてたのもあったけど怖かった。冷たそうだし暗そう。

そして自分のいるところが北海道のてっぺんから右ウェーブ上だから「ガチオホーツクやん」とか思っていた。

 

売店のおばちゃんたちは平日だからかコロナの影響だからか暇していて談笑してた。

そんな雰囲気のなか入るのも少し気まずかったが、入ると「兄ちゃん、もうすぐアイスクリーム出来るで!」と話しかけられ少し世間話をした。地方でのんびり暮らすのも悪くないなと思った。

 

袋を抱え近くのベンチでつぶ貝とホタテの串焼きを食べた(結局アイスクリームは買わなかった)。オホーツク海で育つ貝類は寒さに耐えるために大きくて栄養をたくさん含んでいると聞くけど、ここで食べたものも大きくて美味しかった。

 

 

車を走らせ、オホーツク流氷館に到着。

ここでは本物の流氷に触れたり、オホーツク海のことを学べるんだと。

 

冬にはオホーツク海が流氷で覆われるらしいが、これは海が地形的に閉ざされた空間にありそこにシベリアからの冷たい風があたることによって凍る?らしい。

 

そして流氷に触れるコーナーでは、入口の分厚いドアの先はなんと-15℃。実際に入ると流氷の世界を感じることが出来た。

最初に厚手のコートと濡れたタオルを受け取りなかへ。-15℃ともなると吸う空気が鮮明で研ぎ澄まされてるっていう感じ。常温が丸だとすると-15℃は三角で尖ってるみたいな。

 

そしてもらった濡れタオルをひたすらに振る。すると徐々に愉快になってきて、必死にタオルを振ってる自分にジワジワ来てしまい声を出して笑ってしまった。幸い誰もいなくて助かった。いい施設だ。タオルは逆立ちを決めた。

 

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退館。ロッキーに乗り込み宿へ向かう。

宿で先にチェックインを済ませ荷物を置き、レンタカー店へ。ロッキーとの最後の別れ。

 

「んー、特に目立った傷もないので大丈夫ですよ。ありがとうございました。こちらを一読していただいてよろしければサインをお願いします。」と慣れた声で言われボールペンを受け取る...

 

このとき俺は帰りの宿までの電車が2時間に1本しかないようなものだったので、正直そっちに意識がありもうロッキーのことはなんとも思ってなかった。内心で「あざ!」みたいな。

 

車を返し、歩いて無人駅の西女満別駅へ。

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この駅は女満別空港という空港の最寄り駅であるのにも関わらず一日の利用者が4.8人ほどらしい。

 

確かに「えっ、地図森に入ってくんだけど..............これか...?」みたいな流れで見つけた。

 

「秒速5センチメートルでこんな駅舎見たな...」なかに入るとどこか懐かしい香り。

ノートを見つけた...どうやら利用者たちが待つときに記載していったものらしい。

書き込みが約3日ごとなのがリアルで、自分も書こうと思い結局5~6行も書いてしまった。

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電車に無事乗り、宿へ。就寝。

 

 

6日目

とうとう旅最終日。とはいえ帰るだけだけど。

朝一のスマホによると、どうやら飛行機は無事飛ぶらしい。

 

「俺がいないうち、神奈川大丈夫だったかな...」と誰目線なのか分からないが缶コーヒーを啜りながら電車を待ち、昨日と逆のルートを辿って空港に着く。この日も晴れていて旅中はほんとに天気には恵まれた。

 

空港に着き最後の土産コーナー。

じゃがポックル、名物酒、赤いサイロやらなんやら買っているとあるものが目につく。

じゃがいも10kg...送料無料......??? 送るしかねぇだろうが!!!

 

こういうノリが大好きなので即(3秒)友達にサプライズという名のテロを企てレジに向かう。

.......が一応常識人なので10kgはやめて5kgにしておいた。こんなやさしさがいつか日の目に当たることを心から信じてる。

 

普通の人なら「えっ、いらないんだけど」とマジトーンで言うところを「マジ!?笑」と笑ってくれるバグった友達せんきゅー。

 

フライト。無事羽田空港に着き最寄駅へ。

久々のまともな飯と自分のベッドで泥のように眠ったとさ。おしまい。

 

 

 

 

後日談・感想

全体の感想は「やりきった」という謎の充実感。ただそれだけ。

泊まりで一人旅は栃木,愛知,広島そしてこの間の新潟と行ってきたけど、最初の頃は「宿の予約の仕方も分からない」から始まりさらに観光地の関連性が分からず思ったより距離があったりしてグダることも多かった。

そこから少しずつ宿を選べるようになり普通の電車から新幹線・飛行機を覚え今では現地でレンタカーを借りるように。

そういった背景から今回は「56日走行距離960km北海道横断一人旅」をかましたけど、一番最初の栃木(大1の頃)と比べると自分で実感するほど成長したなって思った。

 

そして、バイト先に持って行った土産が速攻で食われてなくなったことに驚きと土産を買うときに渡す人たちがちゃんと浮かぶってのが個人的にグッときた。喜んでもらえたし。じゃがいもも。

 

 

レンタカーに対して「車」って書いてるときはただの移動手段として見てるし、「ロッキー」って書いてるときは自分が旅の友として親しみを込めてます。

あと小学校の国語の読解でよくある「このときの人物の気持ちを景色や描写で表しているところを○○字で書き抜きなさい」みたいなのを意識して書いた箇所もあったりなかったり。

 

最近書き始めたばかりだけど文章化して書き連ねることが素直に楽しい。

なんだかんだ生きていると思ってはいるけどそれをピンポイントで言葉にしようとすると上手い言葉が出てこなかったり、範囲の大きい言葉が多すぎて伝わらなかったりして難しさを感じつつある。感情に数値がそもそもないし基準が人それぞれ違うし。

こう語りだすと止まらなくなってしまうので終わりで。

 

ご愛読ありがとうございました。

2020 10/05-10 北海道一人旅②

前回 

2020 10/05-10 北海道一人旅① - 気ままな旅行記

 

3日目

起床。宿から出る。外は相変わらず晴れてて、「そういえば北海道にいるんだよなぁ」改めて思う。

 

毎回旅はスポーティーな服装とリュック一つ。足りないものは現地調達。

今回は6日間だけど着替えは2日分。裏表で×2倍論。ボディソープで服を洗い部屋干し、ベッドから遠いコンセントやリンスインシャンプー。毎朝入れるガソリンと途中のコンビニ休憩。宿ガチャが当たると感謝しながらビールで自分に乾杯。

 

そんな生活をしながら、風景と自分に触れながら次の目的地が約150km先っていう適当感と雑さがほんとたまんない。根無し草みたいな。

 

 

そして今日は釧路湿原、阿寒湖、摩周湖屈斜路湖の総取りハードプラン。

釧路湿原は青々とした草木ブアァァァっていうイメージを持ってて楽しみにしてた場所の一つだった。釧路市湿原展望台に車を止め、そこから全体が見渡せるサテライト展望台まで歩く。

 

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一言「サバンナかなァ!?

「ハゲとるやないか!」俺の中のフットボールアワーが現れて少しだけ笑ってしまった。

 

あとで調べてみると青々とした風景が見られるのは6~7月(初夏)らしい。それでも広大な景色が広がってて、実際に湿原内に立つと360°果てしないんだろうなとか思った。釧路湿原は約220㎢の広さを有しており都心がすっぽり入ってしまう大きさなんだと。そう考えると本当に広いことが分かる。

 

 

次に阿寒湖へ。阿寒湖って名前は知ってたんだけど北海道にあるのはここで知った。

ここではアイヌ民族の集落であるアイヌコタンがあったり、遊覧船に乗れたり、土産屋が並んでいたりぶらぶらと散策した。

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ここで土産を買うんだけど、俺は土産を買ったりするのにすごい時間がかかるタイプなので1~2時間ぐらい吟味してた。木彫りの商品が多くお店の人から「実際に木を彫ってるので、木目や木のかたちを考えるとどれも世界に一つだけですよ」って言われた。なるほど。

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コロポックルっていう木彫りの商品を買うときにお店の人から「何か彫りましょうか?日付とか阿寒湖とか」って言われたから、咄嗟に答え阿寒湖って彫ってもらったんだけどロッキーに戻り「いや、阿寒湖てww」とジワジワ来てアクセルを強めに踏んでしまった。

 

 

お次は摩周湖屈斜路湖。この湖たちは比較的近い位置に存在する。一つ珍しいのは火山噴火によって誕生した歴史から湖がグルっと高い山で囲われていること。こういうのをカルデラ湖というんだと。

 

摩周湖を見下ろしたときに確かに湖を見下ろすってこと今まであったっけ?って思った。摩周湖は周りが山で囲われているため水質が一定に保たれ透明度は世界屈指と呼ばれるらしい。少し雲がかっていたのが残念だった。

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時間が迫っていたため屈斜路湖は帰りに脇を車で通る感じで最後硫黄山に向かう。

黄山を最初見たときは「果てしねえ・・・」って感じだった。あと急にモンハンの世界かなぁ!って。

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湯気が常に出てて硫黄臭い。この黄色いところにピッケル使うとドラグライト鉱石かマカライト鉱石が出てくるんだろうなとかそんなアホなことを考えてた。グラビモス出てきたらどうしようとかさ。

 

こういう地形の背景からカルデラ湖が出来て、近くには川湯温泉があったり地域の関連性を結びつけたりした。

 

宿に無事到着。今回の宿は4人が寝れるような広い和室で修学旅行を思い出したりした。この時点で旅の半分が過ぎて、インスタを投稿し思い出を振り返るもそれらは最終的にビール溶けた。就寝。

 

 

4日目

就寝と書いておきながら深夜までナオンと電話してたのは内緒。3~4時間しか寝てないのにいたって元気な自分に若干引く。ロッキーはぽつんと駐車場で待っていた。

 

最初に神の子池へ。神の子池も楽しみのひとつだった。実はるるぶに載っていたなかで一番きれいで幻想的だなって思ってたからね。

「うわぁ、ここ通るのか」と気を引き締めてガタガタの道を走る。砂利はかなり嫌い。

逆サイから車が来てすれすれで避ける。

 

現地に着くとやっぱりきれいだった。水が透き通ってて神秘的だし、めちゃくちゃ青い。

忍野八海とか柿田川湧水公園で見た景色に近いけど、ここは周りが森で自然のなかにあるのが特徴だと思った。

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しかし、SNS映え警察を担っている身からすれば写真との一致はグレーだった。条件もあるんだろう、朝に行ったから水面が光っちゃってたし。美しさを撮ろうとするも伝えきれない自分の写真技術のなさにへこんだ。

 

ここで大学生と思われるグループ4,5人がガヤガヤと来たため、車に戻る。超絶偏見と経験からだけど観光地を我が物顔しててあんま得意じゃないんだよな。

 

 

そして次にとうとう最果ての知床へ。

距離にして90km。ロッキーとのおしゃべりとヒトカラでぶっ飛ばしていく。

 

オホーツク海が見えてその海沿いを走ったときに旅一テンションが上がった。テンションがおかしかったので向かう途中のオシンコシンの滝にツボって「オシンコシンの滝とかw昼間からそういうのやめてww」とかゲラゲラしてた。

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そして知床五湖に到着。ここでは5つの湖を周れるらしい.....が!!

駐車場のおっちゃんに言われる「ヒグマが観測され一湖しか見られませんがよろしいですか?」死んだ。

 

次の日の話もするとクルーズ船も高波と強風で中止になったんだよね。やはり最果て故に自然によって左右されるのは仕方がない。

 

だけど一湖だけでも存分に満喫することが出来た。雲と草と山がどこまでも広がってて天国と地獄の中途半端な場所ってこんなんだろうなって。

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ここでは写真が上手くとれたのでそれを参考にしてもらいたい。

 

次に知床峠に。ここからは北方領土の一つである国後島がわりとはっきり見えた。

「あっ、意外と近いんだな」ってそんな印象だった。

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そして宿にチェックイン。荷物を一通り置いてコンビニへ。

 

海といえばビールって自分のなかでは決まっているので、迷わずビールとワンカップを買う。いい感じの堤防を見つけ、自分に乾杯。

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あぁ、無常。ここまで美しい酒があるだろうか。ワンカップは金色に輝いていた。

酒をちびりながら地図を開いて、神奈川から北海道の右端まで一人で来たんだなとしみじみ思う。それから考えごと。長ったらしくて自分語りになるので割愛。

さりげ日記?みたいなのを書いてて、手帳の後ろ側はビッシリなんだ。

 

多分1時間くらいいたと思う。日が暮れてきたので宿に踵を返す。

帰り道に猫かと思ったら狐が出てきて笑った。

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最後に夕食を済ませ、風呂に入り外で少し涼もうと空を見上げると無数の星。

 

満天の空に君の声が響いてもいいようなきれいな夜って、こんな夜のことを言うんだろうなとロッキーにもたれながらコーラを流し込んだ。

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続く... 

2020 10/05-10 北海道一人旅③ - 気ままな旅行記

2020 10/05-10 北海道一人旅①

今回は北海道56日について書きます。

旅の由来は今思えばどこで見つけたか忘れたけど、ANAがスーパーセールやってて格安で北海道に行けることを知り「んじゃ、北海道行くか―」みたいなノリで始まった。(わずか5秒の思考)

 

日頃から何かかましてぇと思ってる人間なので、そうと決まれば即日で本屋に行き頼れる旅友「るるぶ」を買ってなんとなくの予定を立てる。

 

旅行に関してはアナログ派だから旅行雑誌は毎回買ってる。ネットだと一番は見にくいってのもあるけど、主観的に書かれてたり観光地ごとの関連性も分かんないからね。(ここで言えたことでもないけど)

 

るるぶさんから大体の骨組みを作りスマホで具体的な金額,距離,時間,宿を出していく。

 

 

そして今回のルートは大体これ。ちょっとズレてるとこはあるけど。

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実は去年友達と小樽、富良野、美瑛、旭川は周ったので今回は北海道の右側を攻める。

ルートとしては旭川空港、十勝&帯広、釧路、阿寒&摩周&屈斜路、知床&網走、最後に女満別空港って感じ。我ながらよくやったわ...

 

 

1日目

最寄から羽田空港へ。飛行機を利用し始めたのが最近だから正直何分前に空港に着けばいいのかっていう目安がまだよく分かってない。確かこの時は出発1時間半前ぐらいで余裕だった気がする。チェックインスキップ出来たし。

 

小さい頃、青空を自由に飛ぶ飛行機に憧れを持ってて「パイロットになりてぇ!」って思ったことがある。即座にむずそうだし無理やなって諦めたけど。

なかなかに現実的でクレバーなガキだったと思う。そんなことを思い出しながら飛行機に乗るときれいなCAのお姉さん方がたくさんいて夢を諦めたことを少し後悔した。

 

フライト。旭川空港到着。

なんか晴れ男なのか知らないけどすげえ晴れてて、高揚感から降りた人の中で一番笑顔だった気がする(マスクしてるから分からんけど)

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近くでレンタカーを借り、勢いよくアクセルを踏み込む。

今回の愛車はロッキー。普通サイズに白ボディ。鼻が垂直型で最高にダサいけどいかした奴。何より加速が早くて少し踏むと60kmは軽く出る恥ずかしがり屋だった。気が合うね、仲良くなれそうだ。

 

 

北海道では日本で一番?に紅葉が始まるらしく10月の上旬から見頃らしい。それを狙いにまずは大雪山・層雲峡へ。

 

人工的な景色から徐々に自然の風景へと紅葉が続く道に。やっぱ紅葉始まってんだなぁとか思いながらロッキーを走らせる。着いた頃にはさっきまで晴天が一変曇天になってた。

 

これだけ紅葉始まってんだから山頂はさぞかしきれいなんだろうなと車を止め、大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイまで歩く。少しばかりひんやりとした空気のなか、ロープウェイに着くと人の気配がなく嫌な予感がした。「本日強風のためロープウェイの運転を見合わせています」の看板。死んだ。

 

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雲が先ほどと比べ、どんよりとしたような気もするが切り替え近くの流星の滝・銀河の滝を見に行く。ロッキーはいつもあたたかい車内で迎えてくれる。

 

流星の滝・銀河の滝では、紅葉と滝がきれいに映えていた。滝が隣接し落ちていく様は確かに圧巻。しばらく見入ってた。落差90mもあるらしい。

 

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そして、十勝・帯広に向かう。今度は山道を下って行くんだけど途中の三国峠で休憩。三国峠は標高1139mらしくめちゃくちゃ寒かった。景色がきれいで緑が広がっていた。 

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帯広に着いたのはおよそ17時過ぎでチェックイン。なんだかんだ昼も食べてなかったからさすがにがっつり食べようと思って駅前散策。

 

俺は飯がよく分からんし、ご当地グルメと店を探す時間と手間(ランキングとか)を考えるとだるくなってコンビニでいっかってなるんだけど今回は適当にあったラーメン屋に入る。あとあと調べてみるとわりと有名なラーメン屋だったらしい・・・

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2日目

まず最初は十勝千年の森へ。世界で最も美しいと賞賛された庭なんだと。

確かに緑が映える映える。のびのびと花はきれいだし風が森を抜けるあのサーっていう音ね。ほとんど人もいないしそれぞれのエリアもほんとに広かった。

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牧場ではヤギと羊と戯れる。餌やりも全力でした。名付けた子ヤギのメイちゃんは餌を持ってない人間には1mmも興味がないらしく餌がなくなるとそそくさと帰っていった。少しだけ悲しくなった。

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そして次はナイタイテラスへ。ここは天気がよかったのもあるんだけど最高だった。

こんな登るん?ってなるほど高い位置にあるため車でひたすら登る登る。途中車から景色をチラ見すると町中が見下ろせるほど高いところまで来ていると実感。さすがに道中の牛横断注意の看板には笑ってしまった。

 

無事山頂に着いて景色を見ると思わず「すげぇ...」と声が漏れる。毎回旅の多くで異なる場所に向かい実際に異なる景色を見るとえらいとこに来たなって思う。それぐらいの良い場所を選択して訪れることが出来てる自分に感心したりしなかったり。まぁ、大半はるるぶのおかげなんだけどね。

 

景色が果てしなくて他の観光客も次々に「きれい」とか言ってた。ハンバーガーとコーヒーでしばらく黄昏る。ロッキーに乗り込み次の宿泊地の釧路に向かう。

 

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慣れとは怖いものでこの時点であまり道中に飛び出してくる動物たちには驚かなくなっていた。初日は山道ということもあり、鹿は飛び出してくるわ狐は道の真ん中で寝てるわでかなり驚いたけど。

マジで事故寸前だったこともあった。レンタカー店で知ったけど動物との衝突事故は年間1000?件ほどあるらしい。

 

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今までは内陸だったが今度は海沿いに。景色がまた変わって楽しかった。

釧路に無事着きチェックイン。

 

gotoのクーポンを貰いどこで消費しようかと夕飯を探しうろうろ。店を探すって行為に若干イラつきながらもう魚民行くか!と入ろうとするも止め、マジ適当に入った店が運よく北海道にしかない居酒屋だった。

 

たこわさ,塩辛,奮発の海鮮丼で豪遊。ビールからの日本酒で謎に2合頼み見事酔う。

会計に食べ過ぎたと後悔。焼け石に水程度のクーポン。頭に浮かぶ優しい磯丸水産よいちょ丸

 

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宿に戻り就寝。明日は釧路近辺の散策から。

続く・・・

2020 10/05-10 北海道一人旅② - 気ままな旅行記

2020 09/23-24 新潟一人旅

コロナによって以前のような生活を送ることが困難になっていたが、

移動の制限が徐々に緩和されようやく最近旅行をすることが出来た。

 

8月は「長野」「熱海・伊豆」

9月は「箱根」「奥多摩」「新潟」に行ったが今回は新潟について書いていこうと思う。かなり時間空いたのと初めてなので所々勘弁。

 

なんでまた新潟?ってなるんだけど基本ノリと勢いで生きてるのでパッとの思い付きです。いや、確か新幹線半額みたいな話を聞いてだったら使いたいな....うーん新潟やなってなりました。

上手くできてるもので全部の本数じゃなくて「特定の本数のみ」とか「○○日前までの予約限定」みたいな条件下に成り立ってて、結局全体として2000円?くらいしか割引が使えなかった。レンタカーはいつも通りの値段で、宿はgotoでいくらか安くなってた。

 

1泊2日で行きました。ルートとしてはこんな感じ。

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 越後湯沢駅でレンタカーを借りて上越地方を通り、妙高地方に行く感じのルートです。

 

 

1日目

新横浜から東京、東京から越後湯沢へと新幹線を利用。

新幹線見るとやべぇ始まるなぁ思ってすごくテンションが上がった。

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神奈川は曇りのうち雨とかだったから新潟大丈夫かな思ってたけど、着いたら普通に晴れてて安堵。

 

越後湯沢はスノボで何度か来たことあって懐かしいなとか思ってた。駅付近でレンタカーを借りて最初に一番の目的である清津峡へ!

レンタカーのアクセルとブレーキの踏み具合とか車の形とか毎回このガチャ具合にワクワクすんのね。清津峡は10kmぐらいのとこにあったからわりとすぐに着いた気がする。

駐車場の横から自然溢れる山と川が流れてて、晴れててあったかいしその日一番のテンションだった。 

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道なりに進んで入場料払っていざトンネルの中へ、もともと渓谷の美しさを多くの人に見てもらうためにトンネルを作った背景があったような...気がする。ただ写真写真言うてちゃんとどういう場所なのか理解しないのは少しもったいない気がした。次からはちゃんと調べたいね。

しかし、このトンネルすごい長いのね。先見えないし入るときに20分くらい歩くって書いてあったし。所々のチェックポイントからは渓谷の風景が見えて、きれいだった。天気も良かったしね。そんなこんなで一番奥へ。

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一言で言うと感動した。どちらかと言えば冷めてるほうだし天邪鬼だけど、素直にきれいで少しだけ一人で来たことを後悔した。よくSNSとかで回ってくる写真は加工がしてあって半信半疑なんだけど、これは見たまんまの風景でここに来てよかったなって心から思った。それぐらい美しかった。

 

そのあとはBluetoothに繋いだ車から流れる音楽に合わせて軽快に車を飛ばした。この世界は俺しかいないんか....?レベルで誰もいなくてのどかな田園風景が広がっていた。

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写真は美人林と星峠の棚田と途中のコンビニ休憩で撮ったもの。

本来通れるはずの道が工事で封鎖されてたり、えっここ通るの…みたいな問題はあったけどなんとか妙高地方へ。

そしてビジネスホテルチェックイン。飯はコンビニ飯で終了。

 

2日目

一人旅二日目ともなるとなんとなく話し相手が欲しくなるもの。そこでやっぱりレンタカーとのおしゃべりが始まる。車は裏声で。大体5分で我に返るんだけど。

 

そんなこんなで妙高高原付近に着いた。

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写真はいもり池。二日目も天気に恵まれてここでは池と後ろの山がうまい具合にマッチしててきれいだった。

ここで思い出したんだけどスキー場は基本夏はハイキングコースとして利用されたり、普通に山だから展望台として利用されていることが多くて、何気なく山見るとリフトが見えたり見えなかったりした。

 

この後は少し他のスポットも見てから妙高高原に向かってひたすら山を車で登るんだけど、これは全体的なイメージと違ってもっとリサーチしとけば良かったなって思った。

展望台でわぁ!!みたいな想像とは裏腹にただ車で山を登るみたいなそんな感じになってしまった。所々開けた場所から一望できたのはきれいだったけど。

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爪痕を残そうと湖に行くも工事?の影響で干からびてて失敗(笑)

 

 

最後に旅の締めとしてはやっぱり温泉。

その後は秘湯と呼ばれる黄金の湯に向かって車を飛ばす。秘湯と呼ばれることもあってひたすら山道を登る登る。高いとこまで来たなぁって思ったらようやく着いた。標高1100mだってさ。

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駐車場から徒歩で20分。坂道きっつーとか思ってたら突如看板。えっ、、、みたいなリアクションからよく見ると簡易的な脱衣所と6人は入れそうな温泉発見。温泉は2つあって入口は一応男女分かれてたけど、これは大丈夫なのか・・・ってレベル(想像に任せます)

ここら辺がやっぱ秘湯なのかなと思いつつ入ると少し熱めだけど気持ちいい。岩に硫黄?がくっついてるのかほとんどの岩が真っ白で湯自体も濁ってた。自然に囲まれてる中で入る開放感は最高だったし、あと硫黄の匂いが結構してさすが秘湯と実感。

しかし、帰りの車内はなんか硫黄臭くて若干後悔した。いつも履いてる黒スキニーもほんのり硫黄の匂いがしたしね。

 

 

越後湯沢に無事着いて新幹線が来るまで駅散策してたら日本酒の飲み比べ発見。

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色々飲んでみるんだけど、正直俺は味音痴なので説明書き読んでそうなのね...みたいな感じだった。なんなら何を飲んだかもう覚えてないしね。美味い!みたいに飲んだり食べたりしてる人ってほんとすごいと思う。

 

そのあとは適当に土産買って新幹線に乗って無事家に着いた。余韻に浸る間もなく翌日が朝8:30くらいからバイトで我ながら9月は予定を組むのが下手だったと反省。

 

今回の旅で一人でレンタカー借りて1泊2日するってのを覚えた。宿も久々だったしコンビニで買いこんで豪遊も楽しかったな。初カキコども....でした。